自殺防止BLOG
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2008年9月1日(月)
夏休み明けの朝、制服姿の中1男子が飛び降り自殺
1日午前7時55分ごろ、東京都練馬区北町の12階建てマンションで、「少年が飛び降りようとしている」と119番があった。
警視庁光が丘署員が駆けつけたところ、11階と12階の間の外階段から少年が地上に転落、病院に搬送されたが、全身を強く打って間もなく死亡した。
同署幹部によると、死亡したのは、このマンションに住む同区立中学1年の男子生徒(12)で、制服姿だった。
目撃した署員らの話では、男子生徒は外階段の手すりを乗り越えて飛び降りたといい、同署は自殺を図ったとみて調べている。現場には通学カバンが残されていた。男子生徒の両親は外出していたという。練馬区内の中学校は1日が夏休み明け初めての登校日だった。
中学生が夏休み明けに自殺を図ったケースは、昨年9月中旬に埼玉県川口市で、2学期の始業式に出席した中学1年の男子生徒が自宅近くの市営住宅から飛び降りて死亡。06年には神戸市須磨区、05年には兵庫県姫路市で、それぞれ中学1年と2年の男子生徒が始業式当日の朝に自宅マンションから飛び降りた。
2008年9月1日(月)
難病の男性が「生きる大切さ」訴え
「生きていくためには、自分が支えられていること、誰かの支えになっていること、家以外の居場所があることが大切」。東京都内で8月31日に開かれた「自殺予防活動団体地域交流会」のシンポジウムでは、進行性の難病「筋ジストロフィー」と闘う青森市の「なみおかSSC(社会保障協議会)」メンバーの阿部尚明さんがパネリストとして出席し、生きることの大切さを訴えた。
阿部さんはまず、近所に住んでいた70歳の女性が自殺した経験を語った。
「おばあさんが自殺した日の朝、家族と一緒にご飯を食べたが、家族は異変に気付かなかった。遺書がなく、理由が分からず、家族はいろいろ考え、悩み、苦しんだ」と、遺族の悲しみを語った。その上で、「おばあさんの体をいたわる気持ちから、家族は何もさせなかったようだが、おばあさんは家に居場所がなかったのではないか」と指摘した。
阿部さんは、病気の進行によって自分でできることがわずかになり、母親やヘルパーの手を借りて生活していることを紹介。「自分は誰の役にも立っていない、このまま生きていてもいいのだろうかと思っていたことがある」と打ち明けた。
ある日、「僕がいて大変だね」と母親に伝えた。母親は、「大変なことだけではない。あなたといることで、知らなかったことをたくさん教えられ、強くなれた。健康なら親より大切な人ができて、親元を離れて行くのに、わたしはあなたといられる。こんな幸せな親はいない」と答えた。「何もできないけれど、僕の存在が母の支えになっている」という気持ちになった。
阿部さんは、「家族に愛され、たくさんの人たちに支えられていると思うことができた。だから、生きてこられたし、これからも家族、仲間など自分とかかわりを持ったたくさんの人のために生きたい」と強調。「なみおかSSC」の活動を通じて、生きる活力を得たと話し、「何らかの活動を通して、自分の存在や気持ちを周りに知ってもらえることで、偏見や先入観が取り除かれ、住みやすい地域になるのではないかと思う」などと訴えた。
2008年9月2日(火)
中1飛び降り自殺 練馬
〈東京〉1日午前8時10分ごろ、練馬区北町のマンションで、マンションに住む中学1年の男子生徒(12)が転落し、全身を強く打って死亡した。警視庁光が丘署は飛び降り自殺を図ったとみて調べている。
調べでは、男子生徒は制服姿で、11階と12階の間の外階段から、手すりを乗り越えて飛び降りた。遺書は見つかっていない。
男子生徒が通学していた区立中学校は2学期制。8月31日まで夏休みで、1日から授業が再開していた。
階段から飛び降りようとしている姿を見つけた人から119番通報があり、駆けつけた署員が飛び降りを目撃したという。当時、男子生徒の両親は出勤していて不在だった。
2008年9月2日(火)
<練炭自殺>母子4人無理心中か 埼玉のコンビニに1日駐車
2日午前3時ごろ、埼玉県白岡町上野田のコンビニエンスストア「デイリーヤマザキ白岡上野田店」の駐車場に止めてあったワゴン車内で、女性と子供3人の計4人が死んでいるのをコンビニの店長(56)が発見、110番した。助手席の足元に七輪で練炭を燃やした跡があり、県警久喜署は、母親が子供を道連れに自殺を図ったとみている。
調べでは、死亡していたのは千葉県船橋市の無職女性(31)と小4の長女(10)、小3の次女(8)、小1の長男(7)。2列目と3列目のシートを倒して一緒に横になっていた。女性の携帯電話には生活に疲れたような内容のメモが残されていたという。
車は店舗裏にある駐車場の一番奥に止められ、助手席の窓ガラスに「仮眠中」と張り紙してあった。後部座席の窓はカーテンで覆われていた。少なくとも約1日前から止まっていたという。【浅野翔太郎】
2008年9月2日(火)
海老名駅で86歳女性自殺?朝の小田急線が最大25分遅れ
2日午前8時35分ごろ、神奈川県海老名市の小田急線海老名駅構内の線路上で、女性が新宿発本厚木行き普通電車にはねられ、全身を強く打って死亡した。
県警海老名署の発表によると、死亡したのは同市の無職女性(86)で、ホームから線路上に飛び込んだとの目撃情報があることから同署は自殺を図ったとみている。
この事故で、同線の下り電車7本が最大約25分遅れ、約7000人に影響した。
2008年9月2日(火)
福井こころの電話:24時間「自殺」相談 県内初、来年度から /福井
◇NPOなど連携
自殺志願者からの電話相談に24時間態勢で応じ、自殺を思いとどまらせる「福井こころの電話」(石津谷修事務局長)が、来年度から福井市内で業務をスタートさせる見通しとなった。自殺防止活動を展開するNPOなどが連携して実現。県内初となる自殺専門の相談電話設立に、関係者は「相談電話は有効な自殺対策の一つだ」と期待を寄せている。
坂井市の東尋坊で自殺防止パトロールに取り組むNPO「心に響く文集・編集局」の茂幸雄理事長や、同NPOとともに自殺志願者救済を続けてきた県立大看護福祉学部長の真野元四郎教授が中心となり、今年5月から電話相談所の設立準備を進めていた。
このほど県共同募金会からの助成金や、鯖江市内で長年市民からの悩み事相談を受けている「鯖江こころの電話」から協力が得られることが決まり、「来年度からスタートできるめどがついた」(茂理事長)という。
事務所は、真野教授が主宰する福祉団体「ヒューマンサポート・ネスト」の事務所(福井市中央1)を使用。スタッフは茂理事長や真野教授を含め現在6人と少ないため、同電話は今月20日以降、県社会福祉センター(福井市光陽2)で11回にわたり、相談員を養成するセミナーを開催する。9回以上参加すれば資格が得られる。問い合わせは同電話(0776・21・7835)。【大久保陽一】
2008年9月2日(火)
<自殺>20代受刑者が姫路少年刑務所で
姫路少年刑務所(兵庫県姫路市)は2日、20代の男性受刑者が刑務所内で自殺したと発表した。
同刑務所によると、8月28日午前9時50分ごろ、刑務所体育館のトイレでビニールひもで首をつっているのを職員が発見し、病院に運んだが2日朝に死亡した。男性受刑者は、他の受刑者が読み終えた本の回収係を担当。ひもは回収した本を束ねるためのものだったという。【丸井康充】
2008年9月2日(火)
<高2自殺>教職員の「対応妥当」と報告書公表 北海道教委
北海道稚内市の道立稚内商工高校(川崎博正校長)2年の男子生徒(16)が携帯電話サイトの掲示板に他の生徒を中傷する書き込みをしたとして学校から注意された後に自殺した問題で、北海道教委は2日、教職員が「死ね」「アホか」などと発言した事実はなく「対応は基本的に妥当だった」とする報告書を公表した。
生徒は7月20日、教職員から無期停学処分を通告され自殺を図り、8月4日に死亡した。先生から「お前の罪は重い。死ね」「アホか」などと言われたとの書き置きが自室に残されていたため、父親が学校側に事実確認を求めていたが、校長は否定していた。
道教委は学校側の対応に問題がなかったかどうか、生徒を注意した教職員6人のほか、校長や教頭から事情を聴いたところ、全員が「死ね」などの発言を否定。「生徒の自殺という痛ましい結果となったが、配慮を行った上での指導だった」と結論づけた。
報告書について生徒の父親は「道職員が道職員を調査しただけで、校長から説明されていることと同じ。人の命を扱っている内容とは思えない」と話している。【千々部一好、金子栄次】
2008年9月3日(水)
公園に男性遺体 左京
2日午前6時15分ごろ、京都市左京区川端通丸太町下ルの「鴨川児童遊園」で、男性が滑り台にロープを掛けて首をつっているのを通行人が見つけ、110番通報した。男性はすでに死亡しており、川端署は自殺とみて身元の確認を急いでいる。
川端署によると、男性は65−75歳で身長約170センチ。グレーの半袖シャツにベージュのズボン、紺色の野球帽姿だった。近くに自転車と眼鏡、つえがあった、という。
2008年9月3日(水)
浅川河川敷に男性遺体、会社員が拳銃自殺か…東京・日野
3日午前9時10分ごろ、東京都日野市石田1の浅川の河川敷で、男性が頭から血を流してあおむけに倒れているのを、ホームレスの男性が見つけた。日野署員が駆け付けたところ、男性は既に死亡していた。
発表によると、男性の頭部には銃弾が貫通した跡があり、足元には小型の拳銃が落ちていた。男性は、日野市の会社員(43)とみられ、近くに家族にあてた封書があったことなどから、日野署は自殺の可能性が高いとみて拳銃の入手経路についても調べている。
2008年9月3日(水)
重体の男子大学生が死亡=自室に目張り、硫化水素自殺か−東京
東京都調布市国領町の住宅で3日、硫化水素が発生し、重体となっていたこの家に住む大学4年の男子学生(22)は同日午後、搬送先の病院で死亡した。住宅にはほかに3人がいたが、いずれも軽症とみられる。警視庁調布署は、男子学生が硫化水素を使って自殺したとみて詳しい状況を調べている。
調べによると、現場は2世帯住宅で、軽症の3人は祖父母と伯母だった。2階の男子学生の自室には目張りがしてあり、ドアは閉められていた。室内から洗剤などが見つかったという。
2008年9月4日(木)
高2男子が練炭自殺か 東京
〈東京〉3日午前7時ごろ、江東区大島のマンションで、私立高校2年の男子生徒(17)が寝室のベッドで倒れているのを自営業の父親が発見、119番通報した。生徒は病院に搬送されたが、まもなく死亡した。ベッド付近に置かれた皿で、練炭8個が燃えており、警視庁城東署は自殺とみて調べている。
調べでは、寝室は扉を粘着テープで密閉されていた。遺書は見つかっていない。
2008年9月5日(金)
<過労自殺>医師が長時間労働…両親と病院和解 大阪高裁
04年に自殺した女性医師(当時28歳)の両親が「過労によるうつ病が原因」として勤め先の「十全総合病院」=愛媛県新居浜市=を運営する財団法人に対し、約1億9000万円の損害賠償を求めた訴訟が、病院側が和解金6600万円を支払うことで大阪高裁で和解した。
和解は8月28日付。両親の代理人は「うつ病の発症と長時間労働の因果関係は認められなかったが、司法が病院側の安全配慮義務を幅広く認定した意義は大きい」と話している。
07年5月の1審・大阪地裁判決は、医師の過労自殺を巡る訴訟で病院側の法的責任を初めて認定し、約7700万円の賠償を命じた。だが、過失相殺の割合を不服とした両親と病院側の双方が控訴していた。【川辺康広】
2008年9月7日(日)
<長男絞殺>60歳母を逮捕 無理心中か 新潟・上越
新潟県上越市中郷区板橋の無職、藤井秀雄さん(31)が自宅で首を絞められ殺害された事件で、県警妙高署は7日、母で会社員のフミ子容疑者(60)を殺人の疑いで逮捕した。フミ子容疑者も自身の手首を切っていたことから無理心中を図ったとみられる。
調べでは、フミ子容疑者は5日午後2時ごろ、自宅1階居間で、長男の秀雄さんの首をひも状のもので絞めて殺した疑い。
秀雄さんは心身に重度の障害があり、市内の病院に長期間入院していた。病院によると、秀雄さんは寝たきりで、フミ子容疑者は7日までの予定で5日に自宅に連れ帰っていた。【岡田英】
2008年9月8日(月)
<防衛省>海自3曹の自殺訴訟で上告断念…福岡高裁判決
海上自衛隊佐世保基地(長崎県佐世保市)の護衛艦「さわぎり」内での3曹(当時21歳)の自殺をめぐる訴訟で、上官の言動が原因として国に350万円の賠償を命じた福岡高裁判決(8月25日)について防衛省は8日、上告を断念した。
会見した増田好平事務次官は「要は直属の上司の言動に行き過ぎたものがあった、という判決で(憲法解釈の誤りなどの)上告理由には当たらない」とコメント。争点となった同艦内でのいじめについては「判決の中で認定はなかった。今後とも身上把握やメンタルヘルスの施策で再発防止に努めたい」と述べた。
3曹は99年3月に同艦に配属され、同年11月8日、訓練航海中の艦内で首をつり自殺した。【滝野隆浩】
2008年9月9日(火)
草柳文恵さんが自宅マンションで首つり自殺か
社会評論家の故草柳大蔵氏の長女で、テレビキャスターなどで活躍した草柳文恵さん(54)が9日午前5時50分ごろ、東京都中央区佃の自宅マンションで首をつっているのが見つかった。草柳さんは病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。室内から遺書のようなものが見つかったことから、警視庁月島署は自殺とみている。
調べでは、草柳さんは母親と同居。草柳さんの姿が見当たらないことから、母親らが探していて、ベランダの支柱を使って首をつっているのを見つけた。草柳さんはパジャマ姿だったという。
草柳さんは、大学在学中の昭和49年にミス東京コンテストで1位に選ばれ、その後、ラジオやテレビのリポーター、司会として活躍。昨年ごろから、体調を崩していたという。
2008年9月10日(水)
老夫婦が無理心中か 東京・荒川
8日午後11時20分ごろ、荒川区南千住の都営南千住アパートに住む無職女性(84)が寝室の布団の上で死亡しているのを、警視庁南千住署員が発見した。同署で女性の夫(85)が何らかの事情を知っているとみて行方を探していたところ、7日朝に隅田川で水死体で見つかっていたことがわかった。同署は夫が女性を殺害後、入水自殺を図ったとみている。
調べでは、台所のテーブルの上に、便箋(びんせん)に「2人であの世へ参ります」などと書き置きがあった。室内に荒らされた形跡はなく、女性の額に殴られたような跡があった。司法解剖の結果、死後2〜5日経過し、死因は頭部外傷だった。
2008年9月10日(水)
草柳文恵さん首つり自殺…マンション46階ベランダの外へ
キャスターやエッセイストとして活躍した草柳文恵さん(54)が9日午前5時50分ごろ、東京都中央区の自宅で首をつった状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。草柳さんはマンション46階にある自宅ベランダの柵にひもをかけ、それを首に巻きつけ飛び降りたとみられる。発見された時は外にぶら下がった状態だった。警視庁月島署では自殺とみて調べを進めている。
月島署によると草柳さんは、8日午後10時30分ごろまで母親と一緒にテレビを見るなどして過ごしていた。その後、2人は別々の部屋で就寝。翌朝、母親が目を覚ますと草柳さんの姿がなく、ベランダのある部屋に行くと、窓が開いたままになっていたという。
不審に思いベランダに出た母親が、首にひものようなものを巻き付け外に身を投げ出した状態の草柳さんを発見。契約する警備会社に事態を知らせ、午前5時49分に110番通報した。
駆けつけた救急隊はパジャマ姿でベランダからぶら下がっていた草柳さんを引き上げ、近くの病院に緊急搬送。しかし同8時15分に死亡が確認された。
同署では室内に争った形跡がないことなどから、事件の可能性は低いとし、自殺とみて調べを進めている。
草柳さんが住んでいたのは、東京都中央区佃にある53階建てのマンションの46階。周囲には同様の高層マンションが立ち並んでいる。
昨年5月ごろに「女性特有の病気」(捜査関係者)で手術を受け、そのころから母親と同居するようになったという。母親は「娘は病気で悩んでいた」と話しており、室内には家族にあてた遺書とみられるメモ書きが残されていた。月島署幹部は「首にひもをかけ、さらに飛び降りている。自殺ならば非常に特異な形だ」と話している。
草柳さんは、幅広い評論活動で知られ「日本新語・流行語大賞」で審査委員長を務めるなど、言論界に大きな影響を与えた故・草柳大蔵氏(享年78歳)の長女。青山学院大学在学時には、第18回ミス東京コンテストで1位に輝いた。
その後はテレビやラジオでキャスター、リポーターとして活躍。エッセイストとしても「草柳文恵のさわやかトーク」などの著書がある。また政府の審議会委員を務め、女性や高齢者をテーマにしたシンポジウムでも積極的に発言していた。
2008年9月10日(水)
自殺?:蒔苗・弘前市議が急死 経営会社で7日に /青森
弘前市の蒔苗宏(まかなえ・ひろし)市議が急死したことが9日、明らかになった。61歳。関係者らによると、自殺したとみられる。
蒔苗市議は95年に初当選して2期務め、合併後の昨年4月の市議選でも当選。県野球連盟常任理事も務めていた。
8日午前9時ごろ、蒔苗市議が経営する東和徳町の会社から119番通報があり、救急隊が駆けつけたところ、蒔苗市議は既に死亡していたという。会社事務所前に張り出された「訃報(ふほう)」には「7日午後7時永眠いたしました」と書かれていた。関係者の話では、7日は帰宅せず、会社に向かったらしい。
藤田昭議長は「2日の議会開会日にも姿を見せていた。議員としてよく勉強していた」と残念がっていた。
葬儀は11日午前11時、同市南城西2の11の3の公益セレモニーホール。自宅は同市新寺町198。喪主は長男伸郎(のりお)さん。【塚本弘毅】
2008年9月10日(水)
<殺人>女性死亡 婚約者が無理心中か 東京・品川
10日午前3時10分ごろ、東京都品川区旗の台6のマンション浴室で、この部屋に住む大学事務員、布目詩子さん(25)が血を流して死亡しているのを、神奈川県警機動捜査隊員が発見した。約3時間前には同居中の男性会社員(26)が川崎市幸区の両親のマンションから飛び降り自殺しているのが発見され、県警は殺人事件として捜査を始めた。男性が無理心中を図った可能性もあるとみて調べる。
調べでは、布目さんは浴室洗い場にうつぶせの状態で倒れていた。頭や胸、腰などに複数の切り傷や刺し傷があった。自殺した男性とは2人暮らしで婚約していたという。遺書などは見つかっていない。
男性は9日午後11時50分ごろ、見つかった。県警が両親から事情を聴いたところ、品川区内で布目さんと同居していることが判明。マンションに向かった捜査員が遺体を発見したという。
品川区の現場は東急大井町線旗の台駅西約400メートルの中原街道の近く。
2008年9月10日(水)
小6女児、飛び降り自殺か=自宅マンション−兵庫
10日午前6時20分ごろ、神戸市灘区永手町のマンションの外壁に人が立っていると、隣接するマンションの主婦が110番した。兵庫県警灘署員が駆け付け、声を掛けようとしたところ、女児が10階の非常階段部分から1階通路の屋根に飛び降りた。女児は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。同署は自殺とみて調べている。
調べによると、女児はこのマンション2階に住む小学6年生(11)。
2008年9月10日(水)
遺体:今度はろっ骨と下あごの骨発見−−阿蘇・菊池川 /熊本
9日午後2時20分ごろ、阿蘇市西湯浦の菊池川で人のろっ骨と下あごの骨、衣服などが見つかった。6日に約800メートル下流の菊池市原の菊池川で左上腕骨が見つかったため、付近を捜索中だった菊池署員が発見した。自殺の可能性が高いとみて身元の確認を進めている。
菊池署によると、菊池川支流の第十深葉橋の下付近で、捜査員が見つけた。ろっ骨はジャンパーを着た状態で、橋の下のはりにロープがかかっているのも見つかった。同署は6日に見つけ左上腕骨のDNA鑑定を実施中で、同一人物のものかどうか調べる。
また、6月にも、今回の現場から約4〜10キロ下流で成人男性の左足と右足が発見されており、関連を調べる。
2008年9月10日(水)
女性が死亡、婚約者の男性は飛び降り自殺か/幸署が捜査
九日午後十一時五十分ごろ、川崎市幸区戸手四丁目のマンション敷地内で、男性が倒れているのを住民が見つけて一一九番通報した。男性は東京都品川区旗の台六丁目の会社員(26)で間もなく死亡。約三時間半後に、幸署員が男性の自宅マンションを調べたところ、浴室内でうつぶせの状態で死んでいる女性を見つけた。
調べでは、女性は男性の婚約者で同居する私立大学事務員布目詩子さん(25)。布目さんは全裸で、胸や頭、腰などを刃物で刺されたり切られた傷が複数あったことから、同署は殺人事件として捜査を進めている。
凶器とみられる刃物は浴室内で見つかり、部屋の鍵はかかっていた。川崎のマンションには男性の実家があり、近くから男性所有とみられる血痕が付いたバイクが見つかった。二十一階の手すりに血痕や飛び降りた痕跡があった。
同署は、男性が布目さんを殺害した後に、マンションから飛び降り自殺を図った可能性があるとみている。二人は七月から同居を始め、年明けには結婚する予定だったという。
2008年9月10日(水)
自殺を減らそう!超党派で勉強会=遺族ら「当事者の声聞いて」−WHO予防デー
世界保健機関(WHO)世界自殺予防デーの10日、議員有志の会の呼び掛けで、超党派の初の自殺問題勉強会が開かれた。自民党総裁選の告示日にもかかわらず、自民、民主、公明、共産、社民各党の議員ら55人が出席、党派を超えて取り組むことを確認した。
日本の自殺者は10年連続で年3万人を超え、2006年の自殺対策基本法施行後も状況改善の兆しがない。有志の会の尾辻秀久会長は「毎日80人もの方が亡くなる国はどこかおかしい」と述べ、社会全体の問題として取り組む姿勢を強調した。
勉強会では、NPO法人ライフリンクの清水康之代表が、7月にまとめた初の「自殺実態白書」の内容を報告。「都道府県の担当者から『何をしたらいいか分からない』という声が聞かれる」と話し、画一的な対策ではなく、地域の実態を把握し、それに基づき対策を立てる必要性を指摘した。
一方、自殺で家族を亡くした遺族でつくる「全国自死遺族連絡会」も同日、議員会館内で各省庁の担当者と初の会合を開催。行政による遺族支援の名の下、個人情報が外に漏れて傷ついたり、遺族だけで話したい場に行政の人が入ってきたりという例を挙げ、「当事者の声を聞き、当事者不在の遺族支援を見直してほしい」と訴えた。
2008年9月11日(木)
妻子殺害、自殺図る?=男性が110番−埼玉
10日午後9時20分ごろ、埼玉県川越市藤間の男性宅から、「妻と息子を殺した」と110番があった。駆け付けた川越署員が一階和室で、同住宅に住む50歳代男性の家族とみられる男女2人が血を流して死んでいるのを見つけた。男性も手首を切っており、病院に運ばれた。
同署は、男性が自殺を図った無理心中事件とみて調べている。
調べによると、死亡したのは50歳代の妻と20歳代の息子とみられる。2人とも上半身を刺され、1階和室の布団の上で倒れていた。近くからナイフが見つかった。
2008年9月11日(木)
大阪府警の警部自殺 乗用車内で首つる
10日午後4時ごろ、兵庫県西宮市西宮浜の路上に停車していた乗用車内で、男性が後部座席上部の手すり2カ所にロープを結びつけて首をつって死んでいるのを、巡回中の駐車監視員が見つけた。
西宮署の調べでは、男性は同市内に住む大阪府警淀川署生活安全課の警部(49)。車内と自宅から「迷惑をかけてすまない」などと書かれた遺書が見つかったことから自殺とみられる。
淀川署によると、警部は9日午後9時ごろ、「いまから仕事に行く」と家族に告げて自宅を出たまま10日は出勤しなかった。伊東康雄副署長は「仕事で悩んでいる様子はなく、心当たりがない」としている。
2008年9月11日(木)
室内に女性刺殺体、同居男性は自殺
〈神奈川〉10日午前3時10分ごろ、東京都品川区旗の台のマンション一室で、住人の大学事務員、布目詩子さん(25)が死亡しているのを神奈川県警の捜査員が発見した。約3時間前には布目さんと同居する婚約者の男性会社員(26)が川崎市幸区のマンションから飛び降り自殺をしており、県警は殺人事件と見て捜査を開始し、関連を調べている。
県警の調べでは、女性は浴室の浴槽内でうつぶせの状態で死亡していた。全裸で、背中や頭などには複数の刺し傷があった。部屋の鍵はかかっていたという。一方、男性が死亡していたマンションの21階の手すり部分には血痕が付着していたという。
2008年9月11日(木)
杉村太蔵衆院議員の秘書が死亡
自宅で自殺を図った杉村太蔵衆院議員の公設第2秘書の男性(25)が11日午前6時過ぎ、死亡した。神奈川県警は自殺と見て調べている。
男性は8月28日午前0時40分ごろ、川崎市中原区の自宅で首をつっているのを同居する家族が発見。同市内の病院に搬送されたが意識不明の重体となっていた。
同署や消防によると、救急隊員が駆けつけた際、男性は2階の部屋で倒れており、家族が心臓マッサージなどをしていた。男性はドアノブにひも状のものをかけて首をつったという。
2008年9月12日(金)
硫化水素自殺で母巻き添えか 大阪・和泉
11日午後6時55分ごろ、大阪府和泉市池上町の薬局店経営の男性(61)方で、帰宅した男性が玄関で妻(67)とポリ袋をかぶった長女(30)が倒れているのを見つけ、119番した。2人は病院に搬送されたが死亡が確認された。
搬送時に救急隊員が硫化水素とみられるガスを検知器で確認しており、和泉署は長女が硫化水素自殺を図り、助けようとした妻が巻き添えにあったとみている。
調べでは、長女は上半身を覆うようにポリ袋をかぶり、袋の中にはバケツと入浴剤の容器が残っていた。自宅から長女が家族にあてた遺書のようなものも見つかったという。
2008年9月12日(金)
川越の家族殺害:突然の惨劇に驚き 夫、将来悲観…110番後自殺図る /埼玉
川越市藤間、無職、福島忠さん(56)が自宅で妻と長男を殺害し、自殺を図ったとされる事件で、川越署は11日、福島さんの回復を待って、殺人容疑で逮捕する方針を固めた。付近住民は、家族3人で仲良く歩く姿を度々見かけており、突然の惨劇に一様に驚きを隠せないでいる。
調べでは、福島さんは10日午前1時ごろ、妻きぬ衣さん(53)と長男正大さん(27)の首を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。約20時間後の午後9時20分ごろ、自ら110番した後、手首から血を流して倒れているのを発見され、病院に運ばれた。遺書の内容などから、将来を悲観し2人を殺害し、自殺を図った可能性が高いという。
関係者によると、正大さんは、先天的な知的障害があり、両親はどこへ行くにも付き添っていたという。
近くの主婦(72)は「数日前にも、3人で楽しそうに歩いているのを見かけた。7月には、3人で県外へ旅行に行き、お土産も近所に配っていたのに」と信じられない様子。
きぬ衣さんは、毎朝夕、送迎車で福祉作業所に出かける正大さんを、近くの停留所まで送り迎えしていた。
近くに住む主婦(68)は「奥さんは、苦労は口にせず明るく頑張っていた。息子を『まーちゃん』と呼んでかわいがり、日傘を差しても、奥さんは入らずに息子を入れてあげていた」。無職男性(67)は「最近、だんなさんにあいさつしても返事がなく元気がなかった。介護の苦労に加えて、仕事を辞めた影響で金銭的にも生活が苦しかったのかもしれない。もっと早く気付いてあげていれば」と肩を落としていた。【飼手勇介】
2008年9月12日(金)
ウナギ産地偽装 捜索先の会社社長が自殺か 東京・調布
東京都中央区の食品加工会社「浜伸」のウナギ産地偽装事件で、取引先として警視庁の家宅捜索を受けた「弥生」(三鷹市)の神田真佐志社長(54)が12日午後、調布市内の知人方で首をつって死亡しているのが見つかった。調布署は自殺とみて調べている。
調べでは、神田社長は同日午後0時55分ごろ、知人方の台所付近でビニール製のひもで首をつって死亡しているのをこの知人に発見された。遺書は見つかっていない。神田社長は11日から、知人方に宿泊していたとみられる。
ウナギ産地偽装事件をめぐっては、外国産ウナギを鹿児島県産と偽って販売した疑いがあるとして、警視庁生活経済課が同日、不正競争防止法違反の疑いで、浜伸や取引先の弥生など26カ所を家宅捜索していた。
2008年9月13日(土)
関連会社社長が自殺か=知人宅で首つり死亡−ウナギ産地偽装・東京
12日午後0時55分ごろ、東京都調布市の共同住宅の一室で、男性が首をつって死亡しているのが見つかった。男性は食品加工会社「浜伸」(中央区)のウナギ産地偽装事件で、家宅捜索を受けた関連会社「弥生」(三鷹市)の神田真佐志社長(54)で、警視庁調布署は自殺とみている。
調べによると、現場は社長の知人男性宅で、社長は台所付近でビニール製のひもで首をつっており、遺書は見つからなかった。
神田社長は11日夜に宿泊。知人が12日午前6時ごろに出勤し、昼休みに戻ったところ、社長が死んでいるのを発見したという。
同社も取材に「死亡したのは社長だ」としている。
2008年9月13日(土)
妻と長男の首刺し殺害 無理心中図った父親逮捕
無理心中を図り妻と長男を刺殺したとして、川越署は12日、殺人の疑いで、川越市藤間の無職、福島忠容疑者(56)を逮捕した。
調べでは、福島容疑者は10日午前1時ごろ、自宅で妻のきみ衣さん(53)と長男の正大さん(27)の首を果物ナイフ(刃渡り約十数センチ)で数回刺して殺害した疑い。福島容疑者も自分の左手首を切り、全治1、2週間の軽傷。容疑を認め、「将来を悲観した」と供述している。
調べでは、福島容疑者は3人暮らしで、妻と長男を介護していたという。
2008年9月13日(土)
伝えたい、1人1人の物語
親や子、配偶者が自殺した遺族らの手記をまとめた「自殺で家族を亡くして」(三省堂)。自殺には社会の偏見もあり、遺族は周囲に話せず、苦しみを抱えている場合が多い。「生きる支援」として遺族会などの資料も掲載(時事通信社)
2008年9月13日(土)
元農相政治団体 松岡氏自殺後も人件費1億円 07年
不透明な事務所費支出が問題となった松岡利勝元農相の政治団体が、本人の自殺(07年5月)後も解散せず、人件費として07年に1億円もの経費を計上していたことが分かった。事務所は人件費の詳細について具体的な説明をしていない。
資金管理団体だった「松岡利勝新世紀政経懇話会」は7月に「新世紀政経懇話会」と名称を変え、それまで事務担当者だった女性が代表者に就任した。事務所も東京都千代田区の議員会館から杉並区にある女性の自宅マンションに移った。
07年分の政治資金収支報告書などによると、懇話会は松岡氏の死後、松岡氏の議員活動を記録したDVD制作費として、元側近の関連会社とみられる業者に2835万円を支出していた。さらに1年間に人件費として1億1229万円(06年は2460万円)を、事務所費として2488万円を支出していた。その結果、パーティーや寄付などで集めたとみられる資金2億5397万円(07年1月現在)は、年末には2212万円に減った。
代表者の女性は「事務所のスタッフはいない。対応は弁護士に任せている」と説明。その弁護士に人件費を支払ったスタッフの人数や事務所の活動実態について取材を申し込んだところ、「解散するための残務をしているところであり、必要な手続きは法令に従って適正に行っている」と文書で回答した。それ以上の具体的な説明はなかった。
総務省によると、政治家が死亡したり引退したりした場合、政治団体の解散は義務付けられておらず、政治資金の処理は政治団体関係者に任されている。後継者に引き継いだり、所属政党などに寄付するのが一般的だという。【日下部聡、神澤龍二】
2008年9月14日(日)
シンポジウム:自殺、ストップ 予防や遺族支援を−−帝塚山大に100人 /奈良
自殺予防や遺族支援について考えるシンポジウム「自殺を止めるために私たちができること」が13日、奈良市学園南3の帝塚山大学学園前キャンパスで開かれた。約100人が参加し、遺族の切実な訴えや専門家の意見に聴き入った。【阿部亮介】
◇助けてと言ってきたら目や耳、心を傾けて…
シンポジウムは同大学と県が共催し、2回目の開催。約5年前に母親が自殺した同志社大4年の尾角光美(おかくてるみ)さん(24)=京都市=が、自身の経験を語った。「父親の事業が失敗し、母親は兄と私をホテル清掃など働きながら育ててくれた。父親の事業が再び失敗すると母親が自殺未遂をし、死にたいと言うようになった」と当時の状況を語った。
「母親は自殺したが、母親も家族も孤立していた」と振り返ったうえで「半径3〜5メートルの人が『助けて』『どうしたらいい?』と言ってきたら、目や耳、心を傾けてください」と訴えた。
パネルディスカッションでは、専門家が自殺予防などについて分析した。臨床心理士の資格を持つ藤掛永良・奈良いのちの電話協会副理事長は「自殺は、健康や経済、人間関係など複雑な要因を背景としている。多面的な取り組みが必要」。精神科医の高橋良斉・県精神保健福祉センター所長は「問題となる精神疾患はうつ病だけではない。うつだから自殺につながるというのは危険な考え方」と話した。
2008年9月14日(日)
スーツケースに押し込まれた女性遺体の謎…新宿ホテル腐乱遺体事件
廊下に充満した“腐った漬物”のような匂い。当初は宿泊客による硫化水素自殺が疑われた新宿ワシントンホテル(東京・新宿)の異臭騒動だった。が、腐臭の元は、スーツケースに詰められた女性の腐乱遺体だと判明した。女性の身元は不明で、8月上旬から客室を転々としながら連泊していた男は姿をくらましたまま。女性は男と一緒に宿泊していた最中に病死した可能性が高いという。都心のホテルの室内に放置された女性の遺体。そこにはどんな事情が隠されているのだろうか。(中村翔樹)
■猛烈な異臭…だがガス検知器反応せず
「原因が分からず、不安だったんですよね」
大阪からの出張で宿泊していた男性客(35)がこう振り返るように、事件の予兆はあった。
遺体発見前日の4日午後6時20分ごろ、ホテル24階で異臭騒ぎが起きた。
「硫黄のようなにおいがする」
宿泊客の訴えを受け、ホテル側は119番通報した。
《ホテル》
《異臭》
このキーワードの組み合わせに、東京消防庁は最近相次いでいる硫化水素自殺の可能性もあるとみて、化学車などを出動させた。
ところが…。
廊下には異臭が立ちこめていたものの、完全防備の消防隊員がかざすガス検知器は一向に反応しない。24階のすべての客室に救急隊員らが入ったが、客が倒れていたり、異物が放置されているといった外見上の異常はなかった。
「漬物を廊下に落としたのかもしれない」
「フロア北側が特ににおいが強いことはわかったんだが…」
救急隊員でさえも異臭の正体は突き止められず、ただ首をかしげるばかり。有毒ガスの発生などの危険はないと判断し、東京消防庁は隊員を撤収させた。
遺体の臭気はクサヤやミソを腐らせたような独特の匂いがするとされ、元東京都監察医務院長の上野正彦氏は「一度、かいだことがある人間なら忘れられず、絶対に分かるはず」と指摘する。
警視庁の警察官も現場にいたが、異臭の元は特定できなかった。「あのとき発見できていれば、状況が違っていたかもしれない」(捜査関係者)
実はこのころ、ホテル内での騒ぎに焦ったのか、カギを握る男は遺体入りのスーツケースやバッグを残したまま、忽然と姿を消した。
■折りたたまれた女性腐乱遺体に何重ものビニール
問題のスーツケースが発見されたのは、異臭騒ぎから丸1日以上経った5日午後8時。
「漬物のような匂い」が収まらず、たまりかねた宿泊客が再度、ホテル側に訴え、通報で駆けつけた新宿署員が、ようやく24階の客室にあったスーツケースを探りあてたのだ。
署員が慎重にスーツケースを開けた。
縦約70センチ、横約55センチ、幅約45センチの小さなスーツケース。そこに、身長154センチの女性が窮屈そうに体を折り曲げられ、詰め込まれていたのだ。
2日間にわたってホテルを悩ませた異臭騒動の正体は腐乱遺体だった。
女性の年齢は推定50代で死後数日以上経過。あまりに腐乱が進んでおり、司法解剖を行っても、死因は特定できなかった。
遺体はカーディガンなどの衣服をきっちりと身につけていた。遺体の扱いに慣れた捜査員をも難渋させたのは、1枚1枚取り外すのに「何時間も要した」というほど、ビニールで何重にもぐるぐる巻きにされていたことだ。
「ビニールは腐乱臭を防ぐためだったのかもしれないが、それでも漏れてきた異臭は、どれほどのものだったんだろう」
報告を聞いた捜査幹部はそう話す。
現在でも、その異臭が残るというホテル24階は利用停止の状態が続き、ホテル関係者が常駐して警備にもあたっている。
京都から出張で来た女性客(22)は「直接の影響はないことは分かるんですけど、やはり気味が悪いですよ」。
■愛情? 不倫? 消えた「連泊の男」を追う
遺体の女性と、姿を消した男はいったいどういう人物なのだろうか。
男はスーツケースとともに、女性のものとみられるバッグを残していた。中には生活圏がうかがえるようなカード類などが入っていたが、名前や住所が記されているものはなく、身元は特定されていない。
捜査幹部は「前日の異臭騒ぎで男は慌てて逃げたのかもしれないが、身元が判明しないように、必要最低限のものは抜き取ったのだろう」と分析する。
遺体が見つかった客室はシングル。前金制で、男はアシがつかないようにクレジットカードは使わず、現金で支払っていた。宿泊客名簿の住所欄は一部しか記載されていなかった。氏名欄も埋めていたが、捜査員は「恐らく偽名だろう」とみている。
男は8月上旬からホテルに連泊していた。当初はツインルームに入った。このころは、女性は生存していたとみられる。
だが数日後、シングルに変更した。捜査幹部は「この時期に女性は死亡した」と推測する。
それにしても、わざわざ偽名を使って宿泊し、死亡した女性を放置して去った男の目的は何だったのか。上野氏は「一般にスーツケースに遺体を詰めるのは、殺害後に別の場所に遺棄するために運ぼうとする際が多い」と話す。ただ、「殺害目的に客室を使った可能性も捨てきれない」。
男は、女性が死亡後もすぐには逃走せず、遺体を詰めたスーツケースとともにホテル内の客室を転々としていたとみられる。上野氏は「子供の死を受け入れられず、母親が子供の遺体を何日も持ち歩いていた例もある。愛情が強く、離れがたかっただけかもしれない」との見方も示す。
男は、9月に入ってから遺体が見つかった部屋に移った。以後、ベッドメーキングを断り、部屋に従業員を入れていない。
「腐乱が進んで、匂いがし始めたことが想像できる」(捜査幹部)
警視庁捜査1課は、遺体に外傷はなく、当初は男と2人で宿泊していたとみられることなどから、女性は病死の可能性が高く、男が遺体の処理に困って部屋を転々していたとの疑いを強めている。
死に際を看取るほどの女性を埋葬しなかった理由については憶測が飛び交う。「不倫関係の逃避行の末なのか? 何かしらやましいことがあったんですかね」(宿泊客)。
「真相を知る、匂いと遺体を残して姿を消した男を探すしかない」
捜査1課は、ホテルの防犯カメラの映像を解析するなどして男の特定を急ぐとともに、行方を追っている。
2008年9月15日(月)
<無理心中?>母親と長女を殺害…女も腹刺しけが 北海道
15日午前8時ごろ、北海道池田町大森の丸山静江さん(84)宅で、丸山さんの娘の女(58)から近くに住む親族の男性に「おばあちゃんを殺した」と電話があった。男性が丸山さん宅に駆けつけると、1階和室の布団の上で丸山さんが、2階につながる階段の下の廊下で女の長女の麻由さん(27)=東京都江東区=がともに血を流して死亡しているのを発見した。また、1階居間では女が腹を刺して倒れており、帯広市内の病院に運ばれたが、命に別条はないという。家の中からは凶器とみられる包丁が見つかった。
道警によると、女は病院に運ばれる途中などで2人を刺したことを認め、「自分も死のうと思った」という趣旨の話をしていたといい、道警は女が無理心中を図り、母親と長女を殺害してから、自分の腹を刺したものとみて、動機などを調べている。女は池田町内で丸山さんと別々に暮らしており、麻由さんは東京の自宅から帰省中だったとみられる。【坂井友子】
2008年9月16日(火)
自殺対策、地域の特性踏まえて
NPO法人(特定非営利活動法人)「自殺対策支援センター・ライフリンク」は9月14日、シンポジウム「緊急報告『自殺実態白書』から見えてきたこと」の中で、「自殺実態白書2008」を報告した。自殺には地域特性が表れるほか、そこに至る要因も平均4つと、複数の要素が重なり合うことが分かった。
白書はライフリンクなどのメンバーによる「自殺実態解析プロジェクトチーム」が作成。警察のデータを基に全国各地の自殺特性を明らかにしたほか、家族に自殺した人がいる「自死遺族」から聞き取り調査を行い、自殺に至る「危機経路」や残された者が抱える悩みなどについて報告している。
自殺者の年齢や性別、職業はさまざまで、例えば、愛知県豊田市では男性の被雇用者が目立ったが、さいたま市浦和区では無職の女性が多く見られた。白書では、被雇用者の自殺は「地方の工業都市で多い」と分析している。
また、305人の自殺者について、「自死遺族」から聞き取りを行ったところ、自殺の背景にはさまざまな「危機要因」が潜んでおり、▽過労▽事業不振▽職場環境の変化▽失業▽職場の人間関係▽身体疾患▽負債▽家族の不和▽生活苦▽うつ病-の上位10の要因が、連鎖をしながら自殺に至るプロセスが確認されたほか、平均で4つの「危機要因」を抱えながら自殺に至ったことが明らかとなった。
故人が亡くなった後の生活や悩みなどを調査したところ、「故人の死に関して周りから気になる言動があったか」との質問には56.4%が「あった」と答え、「あなたが責め立てて自殺に追いやった」と言われた40歳代の女性もいた。自死遺族の4人に1人が「自分も死にたい」と考えることがあったという。
ほかにも、自殺のサインについて46.2%が「あったと思う」と回答しながら、そのうち6割は当時気付けなかったとしている。「自殺は自分のせいだと思うか」との問いには、47.5%が「思う」と答えている。
ライフリンクでは、地域の特性と自殺の「危機経路」を把握し、行政の相談窓口や専門家が「顔の見えるつながり」を持ち、セーフティーネットを構築することを提案している。
2008年9月17日(水)
事故米流通先の業者が自殺 公表後に自宅で
農薬で汚染された米が食用として流通していた事件で16日、汚染米の流通先として公表された奈良県の米穀販売会社の社長が自殺したことが分かった。
奈良県警によると、死亡したのは同県広陵町の米穀販売業「ナカガワ」の男性社長。16日夜に自宅で首をつって自殺したと見て調べている。
2008年9月17日(水)
自殺率:10万人あたり32.0人 07年、全国ワースト6 /新潟
◇40〜50代、高齢者多く
県は、07年に県内で発生した自殺率が人口10万人あたり32・0人と全国ワースト6位となったと発表した。
県障害福祉課によると、県内の自殺率は1964年からワースト10位以内が続いている。07年の自殺率は10万人あたり32・0人で、全国平均の24・4人を大きく上回る。前年比では1・4人のプラスで、2年連続の増となった。また、40〜50歳代や高齢者の自殺率が全国平均を大きく上回っていた。
県が6月、県民350人を対象に実施したアンケートによると、保健所や精神保健福祉センターに「心の健康に関する相談」窓口があることを知らなかったと答えた人が53・8%に上ったほか、県からの自殺対策に関する情報提供が不十分と答えた人も、69・4%に上った。
県は高い自殺率を受け、「自殺予防週間」を昨年から1カ月に拡大。市町村と連携して、個別相談会やメンタルヘルス講座などを実施していく予定だ。【渡辺暢】
2008年9月17日(水)
三笠フーズ「心からおわび」=流通先社長自殺で
事故米の流通先として公表された奈良県の米穀販売会社社長(54)が自殺したことについて、「三笠フーズ」の財務担当者は17日、「冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族に心からおわび申し上げます」と述べた。
担当者は「公表された方は加害者ではなく被害者。(三笠フーズが転売を)やらなければこういうことは起きなかった」と話した。
2008年9月17日(水)
東久留米の妻子殺害:懲役23年判決−−地裁八王子支部 /東京
東久留米市で今年3月、妻と長男を殺害したとして殺人罪に問われた元バス運転手、長野正義被告(43)に対し、地裁八王子支部は16日、懲役23年(求刑・懲役25年)を言い渡した。毛利晴光裁判長は「無理心中を決意し犯行に及んだが、短絡的で身勝手だ」と述べた。
判決によると、長野被告は体調不良に悩み、無理心中を決意。3月17日午前9時ごろ、東久留米市本町1の自宅で、フィリピン人の妻クリサンタ・ロペスさん(当時33歳)の頭をなたで切りつけ、生後7カ月の長男直正ちゃんの首を絞めて、いずれも殺害した。【佐藤浩】
2008年9月18日(木)
汚染米問題で、ついに死者 流通先社長が首つり自殺
「数日前から死のうと思っていた」−。三笠フーズ(大阪市)による汚染米の流通先として公表された米穀販売会社の社長が16日夜、自宅で首をつって自殺したことが17日、分かった。汚染米問題が明らかになって以降、社長は家族に「死にたい」と漏らすなど、憔悴(しょうすい)した様子だったという。周囲からは、16日の農林水産省による社名公表が「引き金」になったのではという声も出ている。
汚染米問題で、ついに死者が出てしまった。奈良県警香芝署の調べによると16日午後11時50分ごろ、広陵町の米穀販売会社「ナカガワ」の中川収一社長(54)が自宅2階の寝室で掃除機の電気コードで首をつっているのを長男(28)が発見。社長は病院に搬送されたが、翌17日午前0時35分、死亡が確認された。
社長は同日の午後1時半ごろにも農薬を飲んで自殺しようとしたが、刺激臭で気分が悪くなり救急車で病院に運ばれている。このときは、自殺未遂であることを病院側に伏せ自宅に戻った。
遺書は見つかっていないが、汚染問題が報道されて以降、家族に「死にたい」と漏らすなど、精神的に不安定な様子だったという。
ナカガワでは、1月から8月にかけて佐賀県の中間業者から中国産もち米53トンを購入、県内の製菓業者2社に計45トンを納入していた。しかし汚染米問題が広がり、今月9日には、地元の農政事務所と保健所が、ナカガワを立ち入り調査。社長の憔悴ぶりは激しかったという。
同社から、もち米を仕入れていた広陵町の製菓業の男性は、数日前に中川社長本人から謝罪の電話があったことを明かした。卸先業者に迷惑をかけたことを気に病んでいたという。男性は「農水省による社名の公表が自殺の引き金になったのではないか。社長は犠牲者だ」と話した。天理市の米菓製造業の男性も「自殺したくなる気持ちは一緒。自分も食事がのどを通らない。中川社長は公表を嫌がっていたようだった」と話している。
町村信孝官房長官は17日の記者会見で、社長の自殺について「大変痛ましい事件で、冥福を祈りたい」と述べた。しかし汚染米の流通先公表については「食の安心、安全確保の観点から全容を明らかにするのは政府の責務で必要な措置」と述べ、公表自体は問題ないとの認識を表明。農水省奈良農政事務所の幹部は「消費者の安心のため公表に踏み切ったが、それが自殺の原因になったのであれば残念」と話した。
2008年9月18日(木)
自殺予防週間:電話相談、7日間で30件……「多重債務」も /長野
世界自殺予防デーを踏まえた「自殺予防週間」(10〜16日)の期間中、県内でもさまざまな悩みを抱える人々を対象とした電話相談会が長野市の県精神保健センターであった。7日間で相談件数は約30件に上った。
電話相談は内閣府発案の「こころの健康相談統一ダイヤル」。昨年、閣議決定された「自殺総合対策大綱」に盛り込まれており、長野を含む10道府県が参加した。
全国の自殺者数は10年連続で3万人を突破。県内も97年以降400〜500人台で推移し、07年は492人。減少に転じないため、県精神保健福祉センターなど関係機関は自殺防止に向けて地道な活動を続けている。
電話には専門相談員が応対し、カウンセリングをしたり、悩みに応じて医師や弁護士などを紹介した。設置された日から深刻な相談が相次いだ。自殺以外に、多重債務の相談などもあったという。【福田智沙】
2008年9月19日(金)
民家に4歳男児の遺体=母親も死亡、無理心中か−岩手
19日午前4時45分ごろ、岩手県洋野町種市の漁業吹切貴幸さん(38)宅で、保育園児の長男賢悟君(4)がぐったりしているのを貴幸さんが見つけ、119番した。救急隊員らが駆け付けたが、賢悟君は既に死亡していた。
県警久慈署が殺人事件として捜査していたところ、現場から数百メートル離れた作業小屋で、賢悟君の母親(41)の遺体を発見。同署は、母親が無理心中を図った可能性があるとみて調べている。
2008年9月19日(金)
高1女子、校舎から転落し重体=岐阜
19日午前9時45分ごろ、岐阜県土岐市の県立東濃フロンティア高校で、1年の女子生徒(16)が倒れているのを教師が見つけ、119番した。生徒は全身を強く打ち、意識不明の重体。生徒は校舎から転落したとみられ、県警多治見署は事故と自殺の両面で調べている。
2008年9月19日(金)
自殺の父親を書類送検=理容師見習殺人−沖縄県警
理容師見習の次男をハンマーで殴り殺害したなどとして、沖縄県警与那原署は19日、殺人と死体遺棄の疑いで、容疑者死亡のまま同県南城市大里大城、会社員熱田巴利容疑者=当時(52)=を書類送検した。
調べによると、熱田容疑者は4月6日午後7時半から8日午前8時ごろまでの間、次男の友太郎さん=当時(21)=を勤務先から連れ出し、ハンマーで頭部を殴って殺害、遺体を原野に遺棄した疑い。
2008年9月19日(金)
110番・119番:羽咋で男性死亡、硫化水素自殺か /石川
17日午後6時50分ごろ、志賀町牛ケ首の国道249号で、近所の男性から「長時間駐車している車がある」と届け出があった。駆け付けた署員が、乗用車の運転席で男性がぐったりしているのを発見。既に死亡していた。男性は金沢市の会社員(31)。助手席付近に薬品や洗面器などがあり、家族あての遺書が見つかったことから、硫化水素による自殺とみている。周辺への影響はなかった。(羽咋署調べ)
2008年9月20日(土)
洋野の4歳児変死:母親の無理心中か 健康不安や生活苦、漁業不振などで悩み /岩手
洋野町種市の吹切貴幸さん(38)宅で19日早朝、長男で保育園児の賢悟ちゃん(4)の変死体と、近くの小屋から自殺を図ったとみられる母親(41)の遺体が見つかった事件。自宅から遺書が見つかり無理心中とみられる。青い海が広がり、田園の稲穂が黄金色にたなびく現場周辺ののどかな風景とは対照的な事件は、健康に悩む病気がちな母親の不安と、一帯の漁業不振による生活苦が生む閉そく感を浮かび上がらせた。【山中章子、狩野智彦】
近所の住民などによると、吹切さん一家は4人家族。母親は吹切さんと再婚後、種市地区に腰を据えた。時折頭がのぼせ、体調不良で入院することもあった。久慈市にある実家は精肉店だったが、数年前に経営不振で閉店。両親の世話もしなければならず、悩んでいたという。
母親は作業小屋で毎日、収穫した魚を切ったり漁のえさ作りをするなどして吹切さんを支えた。吹切さんは約10年前、父親から漁業を継いだ。所有する船で近海の漁をする「小漁師」として生計を立てていたが、収入は十分ではなかった。
背景には、付近の漁業不振がある。吹切さんが所属する種市南漁協などによると、付近の漁師は刺し網でタコやヒラメ、カレイなどを水揚げし、同漁協で一括して近くの八木魚市場に卸す。漁師の収入は年400万〜500万円残れば上々だが、最近の燃料高騰などの影響もあり、採算を取るのが難しくなっていたという。
さらに今年は漁獲全体が不漁で、タコは例年の3分の1。皆無の日もあるという。家族とアワビなどの磯漁も手がける近所の男性漁師(70)は「貴幸さんのところは一人なので刺し網漁以外をする余裕はなく、収入は少ないと思う」と話す。
母親は苦しい家業の合間を縫って、車で賢悟ちゃんの送迎をこなした。賢悟ちゃんが通っていた町立宿戸保育園へ子供の送迎に来た主婦は「賢悟君は虫をつかまえるのが好きで、よく虫取り網を持って走り回っていた。お母さんはいつも笑っている人で、こんなことになるなんて想像できない」と悲嘆にくれた。
2008年9月20日(土)
<JR東京駅>女性飛び込み?死亡 新幹線に運休や遅れ
20日午後5時20分ごろ、東京都千代田区丸の内1のJR東京駅で、発車直後の東京発仙台行きの東北新幹線「やまびこ」(10両編成)に女性がはねられ、死亡した。運転士が女性がホームから線路に飛び込むのを目撃しているといい、警視庁丸の内署は女性が自殺したとみて調べている。同署の調べでは、女性は30歳代ぐらい。
JR東日本によると、この事故の影響で東北・上越・長野の3新幹線で1本が全面運休し、3本が区間運休、計36本が最大38分遅れ、約1万8600人に影響が出た。【古関俊樹、真野森作】
2008年9月21日(日)
110番・119番:男性が路上で死亡 /熊本
20日午前9時20分ごろ、八代市古麓町の路上で、近くに住む男性(74)が血を流して倒れているのを長女(49)が見つけ119番した。消防隊が駆けつけたが、死亡していた。ためらい傷らしき傷跡があることなどから自殺の可能性が高いとみられる。重い病気を患っていたという。(八代署調べ)
2008年9月22日(月)
巡査長、拳銃自殺図る?=頭から血、志村署トイレ−警視庁
22日午前5時45分ごろ、東京都板橋区小豆沢の警視庁志村署の5階トイレで、同署地域課の折原大介巡査長(26)が頭から血を流し、倒れているのを同僚が発見した。巡査長は病院に運ばれたが、死亡が確認された。右こめかみ付近に拳銃で撃ったとみられる跡があり、同署は巡査長が自殺したとみて調べている。
調べによると、2階の地域課にいた同僚(36)が「バン」という音に気付いて駆け付けたところ、トイレの個室で倒れている巡査長を発見。拳銃は巡査長のそばにあり、銃弾1発が落ちていた。
2008年9月22日(月)
警視庁巡査長 署で拳銃自殺 東京・板橋
22日午前5時45分ごろ、東京都板橋区の警視庁志村署5階のトイレ内で、地域課の男性巡査長(26)が頭から血を流して倒れているのが見つかった。拳銃自殺を図ったとみられ、まもなく死亡した。
当時は勤務中で、貸与されていた拳銃で頭を撃ったとみられる。
巡査長は平成17年7月から志村署に配属され、交番勤務をしていたが、今月16日、警ら担当に配置換えになったばかりという。
2008年9月22日(月)
JR山陽本線で人身事故 2万8000人に影響
22日午後7時20分ごろ、兵庫県播磨町のJR山陽本線土山駅構内で、線路に転落した男性が香住発大阪行きの上り特急電車「はまかぜ6号」にはねられた。男性は全身を強く打って間もなく死亡。乗客にけがはなかった。運転士らがホームから飛び込む男性の姿を目撃しており、県警加古川署は自殺の可能性が高いとみて身元の確認を急いでいる。
JR西日本によると、この事故で同線大久保〜姫路駅間で一時運転を見合わせ、約1時間後に運転を再開。計21本が運休し、22本が最大1時間4分遅れ、約2万8000人に影響した。
2008年9月22日(月)
事件・事故:東海道線で人身事故 /京都
21日午後2時10分ごろ、山科区のJR東海道線山科駅構内で、上り特急「サンダーバード24号」(9両編成)が線路内にいた同区の女性(59)に接触した。女性は軽傷。山科署は自殺を図ったとみて調べている。乗客約300人にけがはなかった。同線と湖西線で計13本が運休、計26本が最大52分遅れ、1万4500人に影響した。
2008年9月24日(水)
<硫化水素>自殺か テント内で3人死亡 東京・八王子
24日午前9時半ごろ、東京都八王子市裏高尾町の都道近くに張られたテント内で、男性3人が倒れて死亡しているのを警視庁高尾署員が発見した。テント内から薬品などが見つかったことから、高尾署は3人が硫化水素を発生させて自殺した可能性があるとみて身元の確認を急いでいる。
23日午後2時過ぎ、通行人から「数日前から同じ車が止まっている」という通報があり、署員が付近を探したところテントの中で死亡している3人を発見した。3人はいずれも20〜30代とみられる。
現場はJR高尾駅の西約5キロの中央自動車道小仏トンネル付近。【佐々木洋】
2008年9月24日(水)
<福岡小1殺害>トイレ介助断られ「絶望的になった」
福岡市西区の男児殺害事件で、母親の富石薫容疑者(35)=殺人容疑などで逮捕=が公園内のトイレで、体が不自由なため長男で小学1年の弘輝(こうき)君(6)に介助を頼んだところ断られ「絶望的になった」と供述していることが分かった。凶器については「持っていた(魚の観賞用水槽に使う)ポンプのホース。自殺するために普段から持ち歩いていた」とも話しており、福岡県警は殺害方法や経緯について追及している。
県警などによると、薫容疑者は難病を抱え立ったり座ったりする時に弘輝君に手伝ってもらうことがあった。西区の小戸(おど)公園で18日、身体障害者用のトイレに行った際も弘輝君に介助を頼んだが「やらないと断られ、学校に来ないことなども責められた。自分の病気で自分や子供の将来を悲観し衝動的に首を絞めた」と話しているという。弘輝君には発達障害があったという。
薫容疑者は18日午後3時ごろ、弘輝君を連れて公園を訪れ、アスレチックコーナーの大型遊具で遊んでいた。調べに対し「1人にすると危ないと思いトイレに連れていった。この時点では殺すつもりはなかった」と話し、衝動的に殺意を抱いたと供述している。
2008年9月24日(水)
ホース「10日前から持ち歩く」=自殺目的、バッグに−逮捕の母親・福岡小1殺害
福岡市西区の小学1年富石弘輝君(6つ)が殺害された事件で、殺人と死体遺棄容疑で逮捕された母親の薫容疑者(35)が「自宅にあった水槽用ホースで首を絞めた。自殺するために10日ぐらい前から持ち歩いていた」と接見した代理人弁護士に説明していることが24日、分かった。
2008年9月25日(木)
パワハラで自殺 公務災害を認定 千葉
千葉市立中学校教諭だった土岐文昭さん=当時(50)=が平成18年9月、校長の叱責を受けて自殺したとされる問題で、地方公務員災害補償基金千葉県支部が公務災害を認定していたことが24日、分かった。認定は22日付。地方公務員災害補償法に基づきに遺族が申請していた。
遺族代理人によると、認定書面に「校長から注意を受け続けたことが精神疾患の原因」との記述がある。代理人は「事実上、自殺と校長のパワーハラスメント(権力や地位を利用した嫌がらせ)の因果関係も認めたと受け止めている」と話している。
土岐さんは18年9月6日、千葉市緑区の外房有料道路高架橋から飛び降り自殺した。
2008年9月26日(金)
親子3人無理心中か、夫婦が公園内で首つり 神奈川
24日午後11時45分ごろ、横須賀市西逸見町の県立塚山公園内で、通行人の男性から「男女の首つり死体がある」と110番通報があった。横須賀署員が駆けつけたところ、同市小矢部の男性会社員(44)と妻(38)が木の枝にロープをかけて首をつった状態で死亡していた。妻の遺書に長女(21)の殺害をほのめかす内容があり、署員らが男性宅に駆けつけ、長女の遺体を発見した。
調べでは、遺書に借金を苦にした内容があり、同署は無理心中をしたとみて調べている。
2008年9月26日(金)
長女殺害で73歳母逮捕 千葉・市原署
長女を絞殺したとして市原署は25日、殺人容疑で、市原市菊間の無職、日下イツ子容疑者(73)を逮捕した。調べでは、24日午後9時ごろ、自宅1階居間で、長女の竹内摩子さん(48)の首をひも状の物で絞めて殺害した疑い。犯行後、睡眠薬を飲み自殺を図ったが、命に別条はなかった。竹内さんは千葉市緑区の自宅から里帰りしていたという。
2008年9月27日(土)
会社役員の男性、猟銃自殺 埼玉
25日午後8時55分ごろ、東松山市の会社役員の男性(84)方の庭で、男性が猟銃で頭を撃ち抜いて倒れているのを、同居の家族が発見し110番通報した。東松山署員が駆けつけたところ、右手を銃に伸ばすようにして死亡しており、同署は自殺の可能性が高いとみている。調べでは、男性は平成12年に県公安委員会から猟銃の所有の許可を得て3年ごとに更新していた。遺書は見つかっていないという。
2008年9月27日(土)
大阪拘置所で男性被告が自殺 タオルなどで首つる
大阪拘置所(大阪市都島区)は27日、自殺を図った勾留(こうりゅう)中の40歳代の男性被告が死亡したと発表した。
同拘置所によると、今月20日午前8時半ごろ、単独室内でタオルとシャツを結んでひも状にし、窓に固定して首をつっているのを巡回中の職員が発見。発見時、男性に意識はなく、搬送先の病院で治療を受けていたが、27日未明に死亡した。同拘置所は「再発防止に努めたい」としている。
2008年9月28日(日)
巡査が署内で拳銃自殺=トイレに「遺書」−和歌山
28日午前7時45分ごろ、和歌山県岩出市高塚の県警岩出署内のトイレで、同署地域課の男性巡査(28)が頭から血を流し、死亡しているのを署員が見つけた。ひざの上に拳銃が落ちており、遺書のようなメモがあったことなどから、同署は拳銃を使って自殺したとみている。
調べによると、署員は1階男子トイレで個室のドアの下から血が流れているのに気付いた。鍵が掛かっており、ドアをよじ登って中を確認したところ、巡査が死亡しているのを発見した。メモには具体的な動機は書かれていなかった。
2008年9月28日(日)
28歳巡査、署内トイレで拳銃自殺か…和歌山
28日午前7時45分ごろ、和歌山県警岩出署の1階男子トイレ個室内で、同署中貴志交番の男性巡査(28)が頭から血を流して死亡しているのを、同僚が発見した。
巡査の拳銃がひざの上にあり、同署は拳銃自殺を図ったと見ている。
発表によると、発見の約15分前、署内で書類を作成する巡査が目撃されており、変わった様子はなかったという。巡査の手帳に悩んでいるような内容の走り書きがあり、同署で動機を調べている。
巡査は2006年9月、県警に採用され、07年3月から同署で勤務していた。
2008年9月28日(日)
殺人容疑で男性を捜査 20代女性不明 岡山
27日午後6時ごろ、岡山県警に、男の声で「女を殺した」などという110番通報があった。捜査員らが岡山市藤田のホテルに急行したところ、室内で男性が手首を切って自殺を図っているのを発見。男性が乗ってきた乗用車の助手席のシートに血痕が付着していたことから、県警は殺人容疑で捜査を始めた。
調べでは、自殺を図っていたのは、同市内の24歳の男性。カッターナイフのようなもので手首を切っていた。ホテルには1人でチェックインしたらしい。
これまでのところ、車内から血痕以外に凶器などは見つかっておらず、県警では男性の供述から得た市内の20歳代の女性の行方を探している。
男性は命に別状はないもようだが、薬物を使用しており、意識もうろうの状態、という。県警では男性の回復を待って詳しく事情を聴取する方針。
2008年9月28日(日)
ホテルから「女殺した」=通報の男、自殺図る−岡山
27日午後6時ごろ、岡山市藤田のホテルから男の声で「女を殺した」と110番があった。岡山南署員が駆け付けると、客室で市内に住む職業不詳の男(24)が手首を切って、倒れていた。男が乗り付けた車の助手席に血痕が見つかり、県警捜査一課などは殺人事件の疑いもあるとみて捜査している。
調べによると、男はカッターナイフで自殺を図ったとみられる。病院に搬送され、命に別条はないが、薬物を飲んでおり、意識がもうろうとしているという。
2008年9月28日(日)
大阪・御堂筋線で人身事故 2万6000人に影響
28日午後4時半ごろ、大阪市淀川区東三国の市営地下鉄御堂筋線東三国駅で、男性がホームから線路内に飛び降り、なかもず発千里中央行き上り電車(10両編成)にはねられ、全身を強く打って死亡した。乗客約370人にけがはなかった。淀川署の調べでは男性は40〜50歳代。同署は自殺とみて身元の確認を急いでいる。この事故で、上下線計23本が最大43分の遅れ、約2万6000人に影響した。
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